もしも生まれてくるかどうか選べたら…

よろづやのひとりごと

もしも生まれてくるかどうか選べたら…

もしも生まれてくるかどうか選べたら…

先日友達とこんな話をしました。

もしもあなたが生まれてくる前に戻って、

今までの自分としての人生を生きるか、

それとも生まれてこないか、

どちらか選べるとしたら、あなたはどちらを選びますか?

私は・・・生まれてくる方・・・かなぁ。。。?

即答は難しいけど・・・。

つらかった子ども時代

”生まれてくる方を選ぶってことは今まで幸せだったってことですね!”

なんていわれるかもしれないですね(苦笑)

個人的にはなかなかハードモードな人生でした(苦笑)

家庭内は常に戦争状態。常に家庭の中は緊張感で満ち溢れ、気の休まることのないまま学校と家を往復する、そんな子ども時代を過ごしました。

勉強もできなかったし、小さいころからずっと生きづらさを抱えて生きています。

書き始めたらきりがないけれど、もう一生分泣いたんじゃないかなぁ~?(苦笑)

って思うくらい泣いてばかりの人生でした。

親となった今、親の苦労も分からないことはないけれど、

でも、やっぱりすごくつらかった、それが素直な自分の気持ちです。

自分には存在価値がない、そんな風に心のど真ん中では常に自分を否定してしまう自分がいます。

子どもは親を選べない

昨年、”親ガチャ”という言葉が流行しました。

育ててくれた親に対して失礼だとする意見の一方で、賛同する意見もありましたね。

ガチャで言う当たりが出る確率も、もはや当たりの定義も人によって違うと思います。

皆さんはどんな親が当りだと思うんでしょうか?

都内在住お金持ちのおうち、とかですかね?イメージですけど(苦笑)

私は、自分にとっての当たりガチャは、思いやりのある家庭でした。

月並みでつまらないかもしれないけど、経済的豊かさよりも心の豊かさの方が大切な気がしています。

子どもは親を選べません。

子どもにとってみれば、家庭は民主主義国家ではなく、親によって勝手に作り出された独裁国家なのです。

良きリーダーに当たれば、子どもは自身の存在価値を認め、向上心を持ってたくましく生きていくことが出来るかもしれない。

けれど、万が一独裁者の世界に生まれてしまうと、親から愛情を受けるために必死に努力します。

子どもはその独裁国家の中で安全に暮らすことを本能的に優先するからです。

親の望む良い子を演じたり、自己主張なんてもってのほか。

自分の意見も持てず、”自分”という人格そのものさえも消そうとしてしまう気がします。

こんなつらい人生なら、生まれてこない方が楽なんじゃないか…?

そんな風に思ってしまうかもしれません。

お金は絶対に大切です。生活の基盤になるものだから。

でももっと大切なのは、大切な家族で楽しく穏やかに暮らしていくために、

みんなで協力し合いたいと思うチームを作ることが親には求められていると思います。

自分の人生は自分で選ぶことが出来る

”今日”という日は今まで自分が選択してきた結果によってできあがっています。

自己責任、自分で何とかしろ!という意味じゃありません。

人生の中で、自分を大切にしてくれる人ってちらほらといると思うんです。

恋人や友達や兄弟姉妹、会社の人…

生身の人間じゃなくても、SNSでも行政でも、なんなら読書とか、本当に誰でもいいしなんでもいい。

ちゃんと信頼できる人をみつけて自分は必ず幸せになれると信じて進んでみる。

状況が悪いなら良くなるように何かに頼ったり、話を聞いてもらったりしてこれからどうするか考える。

今日まで不幸だったからと言って、明日も不幸な日がやってくるとは限りません。

新しい一歩を踏み出せば、人生はほんの少しだけ変えることができるかもしれない。

誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、自分で自分を幸せにするんです。

つらいこともたくさんあったし、決して裕福と言える家庭ではないけれど、結婚した今、とても幸せに暮らしています。

寛容で協力的な夫と、可愛い子ども。

もちろん色々あるけれど、喧嘩もするけれど、個人的には楽しく暮らしているつもりです。

自己満足と言われてもいいんです!幸せかどうかは自分で決めれば良いんですから!!

長くなってしまったけれど、旦那と子どもに合えるなら、生まれることを選びたいな。

でももし、また生まれ変わるとしたら?また私に生まれたい?

答えは”ノー”です(苦笑)

だって人間って大変だもん!

とりあえず今日という日を大切に楽しく生きていきます!!

晩ご飯は冷凍餃子かなぁ~(笑)

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