先週の金スマで元サッカー日本代表内田篤人選手と青山学院大学陸上部の原監督について夫婦愛をテーマに紹介されていました。
今日はその中で心に残ったことを書こうと思います。
サッカー選手としてピークがなかった
一つ目は内田選手の、
僕はサッカー選手としてピークがなかった、
という発言でした。
選手として最もいい時期と言われる25~26歳を、右ひざのけがで離脱してしまい、結局100%もとには戻らずに引退を決意するきっかけになったそうです。
ドイツでプレーしていてケガからチームに復帰したとき、内田選手が新しい監督に、
”監督は僕をメインに使うつもりはあるか?”
と聞くと、
”チャンスはかなり少ないと思う”
と言われたそうです。
その時に内田選手は、
もし、メインに使う予定がないのなら、僕は移籍する。
使われる予定がないのにチームに残るということは、飼い殺しにする、ということだから。
次のチームを探している間、もしも自分が腐っていて、チームの雰囲気を壊すようなことがあれば、僕を追い出してくれて構わない。
正直に教えてくれてありがとう。
現実を真摯に受け止めて次に進もうと切り替えられる力がすごいなって思いました。
やっぱり一流選手だなって。
決断力って大事です。
自分は優柔不断ですご~くずるずるしちゃうので・・・。
はっきり相手のビジョンを聞けるのもすごいと思うし、、、
私だったら怖くて聞けない。
この言葉はすごく印象的でした。
人をやる気にさせる天才
次は青山学院大学陸上部の原監督のお話です。
原監督の話を聞いてると、な~んか自分でも根拠のない自信が沸いてきたりするんですよね(笑)
かつて中部電力でトップの営業マンだった、っていうの分かります!
原監督は人のいいところをみつけるのがホントに上手だなって思います。
教育に関する親の悩み
宿題をやらない子どもに対してどうやって宿題をやらせるか?
ほっとけばいい(笑)
やる気のない子どものやる気スイッチをどう押すか?
こんなに頑張ってきたのにここでやめたら損するよ!?良いの?って言います。
最近の子どもは損得勘定で動くので(笑)
これから新社会人になる人に向けて一言!
出世しろ!
地位とか名誉とかのためじゃなくて、世の中を変えるような大きな仕事をするためには物事を決定するポジションに付かないとできない。
だから出世して良い社会を作ってほしい。
原監督は番組の中で『真の主体性』について説いていました。
自ら目標を立てる。
その目標を達成するために何が必要か自分で考えて行動する。
駅伝はチームプレイなので、一人ひとりが当事者意識を持つことで練習をサボったりできなくなるそうです。
指示を待つのではなく、チームのために、今、自分が何をすべきか考える。
親からあれこれ言われているうちは、何を言っても効果がないってことですよね(苦笑)
そして”物事は細部に宿る、と考えて人生は小さなことの積み重ねだから、そういうことをバカにする人は大きな仕事はできない”、とおっしゃっていました。
相手を信頼する
原監督の言葉を通して思うのは、選手をとても信頼していることです。
青学の寮生活をご夫妻で切り盛りされているそうですが、特に門限などは設けたりせずに本人に任せている、その代わり寮の外出してるかどうか表す名札だけはちゃんとして下さい、というルールにしているそうです。
そして選手たちに”テレビに映ったらかっこいいよね!”と言って鼓舞したりする。
年頃の男子たちにとって、カッコいいっていうワードは結構あがりますよね(笑)
もしも原監督のような親や上司だったら、私はすぐ気分良くなって頑張っちゃう気がします。
本人の持つ潜在能力を信じて最大限に発揮する
これはリーダーに求められる資質なのかもしれません。
とても心強いご意見の数々でした~(^^♪
自分もこんなふうに子どもと接していきたいな✨