2×3が6なのに、0.2×0.3が0.06になる理由

よろづやのひとりごと

ふとした疑問

先日のクイズ番組で出された問題

Q:0.2×0.3の答えは?

A:6 , 0.6 , 0.06

のうちどれでしょう?

答えはもちろん、0.06

小数点を2つずらして解くって教わりましたよね。

そこで、ふと思いました。

なんで2×3は6で掛ける前の数よりも大きくなるのに、

0.2×0.3は0.06・・・掛ける前の数よりも小さくなるんだろう・・・?

素朴な疑問、旦那にぶつけてみた

バカにされるかな~?とか思いながら素直に聞いてみました。

算数得意な旦那さま(笑)

それ、俺も思ったんだよ~(笑)

で、考えた。

0.2って分数にすると2/10でしょ。

0.2×0.3は、この2/10に対してさらに3/10にしたらいくつですか?

っていう意味なんだよ。

たぶん。

図解するとこんな感じ。

さらにこれを10等分したうちの3つ分は?

0.06

た、たしかに!!

元の数よりも幅が小さくなってる!!

小数点が2つ動くって、こういうことだったのか・・・!

大切なのは意味を知ること

小学生の時はこんな疑問、思い浮かびませんでした。

点を2つ動かすんだよ、

は~い!

でおしまい。

でもこれじゃあこの解き方を忘れちゃったら、もう問題解けないですよね。

そして、あの時分からなかった問題も、できなかったことも、

大人になってふと、

なんでだろう?

って考えられることで、根本的な意味や理由が理解できたり、

それができると派生もできたり、

幅が広がるなぁって思います。

大人になるって、引き出しが増えるってこと!

酸いも甘いも経験しますからね(笑)

いやいや、こんな簡単な問題分からないやつヤバいよ、と思うかもですが、

分からないことは分からないってちゃんと知れるのも最高!

そして改めて調べて理解すれば、

別に何歳になったって、新しいこと学べたんだからいいじゃん!

って感じです。

小ばかにせずにちゃんと説明してくれた旦那も尊敬してます。

もう1回、学びなおしたいなぁ~。

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