幸せになる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ
今日は感想文。
結論から言うと個人的にはあんまり刺さらなかった。
超大人気ベストセラー”嫌われる勇気”の続編。
嫌われる勇気は結構あちこちで絶賛されてるから、幸せになる勇気も期待したんだけど、
”う~ん???”って感じだった。
宗教観が強い気がする。
哲人と青年(教師)がアドラーの思想?について語り合うんだけど、
青年はアドラーを学んで実践したけど、教育現場では全然通用しないじゃないか!!
って終始、哲人にまくし立てて詰め寄るんだよね。
その様子がすごい血気盛んでイライラしてるのが伝わってきて、こっちまでイライラしてくる(苦笑)
嫌われる勇気は貸出予約待ちだから幸せになる勇気から読んだんだけど、
順番間違えたかも・・・。
なので、嫌われる勇気に期待!
とりあえず心に残ったとこだけピックアップ。
・ほめてもいけない、しかってもいけない
・教育の目標は「自立」である
・自分の人生、日々の行いは全て自分で決めるもの
・大切なことは他者と競争することではなく、協力することである
・まず自分から相手を尊敬し、信頼する
・家庭は民主主義国家であるべきである
・自分で自分を愛する(自分には価値があるんだと認める)
・人は別れるために出会う、だからいつ別れてもいいように不断の努力をする
結局は自己肯定感高く、ありのままの自分を愛して生きていく
人から認められることよりも、まずは自分で自分を愛して認めてあげる
そして出会った人を信頼し尊敬(この本で言う尊敬はありのままのその人をみること)しながら
良き別れに向けて大切に生きていく、っていう感じかな。
あとは子どもと対等な関係を築く。親は投票して選ばれたリーダーじゃない(苦笑)
子どもって”見た目は子ども、頭脳は大人”らしいから。
自分なりの要約だけど・・・。
現代社会でありのままに生きていくって本当に難しいことだと思う。
特に日本人って人の顔色伺ってしんどい思いしながら生きてる人いっぱいいるんじゃないかな。
自分もだけど・・・。
あと、競争原理ではなく、協力原理が大事、っていうくだりは個人的には納得できなかった。
だって生きてると人と競争するように教えられるじゃん!??
受験とか、就活とか、婚活だって結局競争じゃん!!???
資本主義の根幹を揺るがす考え方な気がする。
美しい考え方だと思うけど、かな~り非現実的なんじゃないかな。
確かにアドラーの言う通り、ヒトは弱くて一人では生きていけない生き物だけど・・・。
きれいごとだと思う。。。
で、これで昨日旦那と熱い議論になった。
ただ、自分の人生は自分で決められるし、
今日、今この瞬間からこれからどうするか?
っていう建設的な考え方をしていく方が大切っていうのは分かる。
どんなに生い立ちが不幸だろうが過去は過去。
過去のかわいそうな自分に酔って生きていくか、これからどうするか考えて一歩踏み出すか、
それを決めているのは自分なんだ。
チャンスの神様は前髪しかない!
今日も自分と家族を大切にして生きていくぞ!
って全然まとまってない(苦笑)けどまぁいっか!!!