ウィル・スミスの平手打ち
最近、アカデミー賞の授賞式で司会者がウィル・スミスの奥さんの脱毛症をネタにしたことにブちぎれて、ウィルがこの司会者にビンタを食らわせたことが話題になりました。
個人的にウィル・スミスはアラジンのジーニー役が大好きだったので、
えー!この人こんなことするのか!??(@_@)
とビックリ!
温厚なジーニーのイメージが・・・(苦笑)
世間ではこのことについて賛否意見がありますが、もし私が奥さんの立場だったらとても嬉しかったんじゃないかなと思います。
愛されてる~(笑)
でも、自分のせいで・・・と申し訳なく思ったりもするかもしれません。
暴力はいけないけれど
どんな理由があっても暴力はダメです。
手を挙げた方が負けになってしまう。
実際、ウィルも受賞した賞をはく奪されるかも?なんて言われたりしています。
でも、みんなの前で思いっきりビンタしてやるくらいしなかったら、もしかしたら司会者が奥さんをバカにしたことはここまでクローズアップされなかったかもしれないし、言葉による暴力だって、叩かれるのと同じかもしかしたらそれ以上に相手を傷つける場合もあると思います。
言ってはいけないことがある。
相手はジョークのつもりかもしれないけど、本人は言われてすっごく傷ついたりトラウマになったことって1個や2個じゃすまないくらいあるのが人間じゃないかなって思います。
じゃあどうしたら良かったんだろう?
多くの人がウィルと同じような行動は取らないし、たぶん取れないと思います。
少なからず自分だったら泣き寝入りするでしょう。
適当にスルーしてあとで奥さんの機嫌を取るか、
もしくは気にも留めないか。
これを現実社会では「大人」と表現するのかもしれません。
”事を荒立てない方がラクだし、嫌な人とは関わらなければいい。”
こういう生き方もまた一つの真理だと思います。
でも、ウィルはその場ではっきりと怒りをあらわにして『ビンタ』という形で意思表示しました。
それもあんな社会的地位の高い有名人が全てを失うかもしれないのに・・・。
”暴力はいけない”
”稚拙なコミュニケーションだ”
それはその通りです。
分かっているけれど、でもみんなが見ているあの状況で、怒鳴り飛ばして文句を言っても笑いに変えられて終わりだったんじゃないかな・・・。
暴力はいけないんだけど、でもなんだろう・・・?
カンガルーだってオス同士キレたら蹴り合いますよね(苦笑)
暴力を振るった方が後々ややこしくなることは目に見えてるのに、あえて問題と向き合ったっていう意味で今回の件はそこまでウィルが責められなくてもいいんじゃないかな。
叩かれて司会者の頬はヒリヒリしただろうけど、奥さんをネタにされたウィルの心もすっごく痛かったと思うし。
チキンで豆腐メンタルの自分からすると、あんなふうにはっきり意思表示できることが羨ましいなって感じました。
そして彼が奥さんを愛しているということが伝わりました。
暴力はダメなんですけどね。
ウィルだけじゃなくて司会者の人もそれなりに怒られたら良いなぁ~。