時短勤務をおすすめしない理由3選― 検査職20年経験から見えたキャリアの現実

私の働き方記録

はじめに

私は正社員の時短勤務を4年間経験しました。
子どもとの時間を優先するための選択であり、その点に後悔はありません。

ただし、もし「キャリアを積み続けたい」と考えている人がいるなら、
時短勤務には慎重になったほうがいい、というのが率直な感想です。


時短勤務をおすすめしない理由3選

1.評価は“成果”だけでなく“時間”の影響を受ける

会社では成果主義と言われますが、実際には「どれだけ長く関わっているか」が評価に影響します。

勤務時間が短いと、
・担当できる業務範囲が限定される
・長期案件に関わりにくい
・評価の土俵に立ちにくい

という構造があります。

努力不足の問題ではなく、仕組みの問題です。


2.重要な仕事にアクセスしづらくなる

組織では、責任の重い仕事ほど「継続性」や「対応可能時間」が求められます。

そのため時短勤務になると、
新規プロジェクトや意思決定の場から自然と距離ができやすい。

結果として、

・同じ業務の繰り返し
・成長実感の低下
・履歴書に書ける実績が積み上がりにくい

という状態になりやすいと感じました。


3.自信を維持するのが想像以上に難しい

評価される機会が減ることは、思っている以上に影響があります。

人は環境の中で自己評価を作ります。

「任される」「期待される」「成果を出す」

この循環が弱くなると、
仕事における自信も弱まりやすい。

これが、私にとって一番大きな課題でした。


時短勤務という選択と、その代償

子どもとの時間を優先したことに後悔はありません。

ただし、自由と引き換えに

・年収
・社会的信用
・組織内での影響力

を失う現実があることも事実です。

どちらが正解という話ではなく、
「何を優先するか」の問題です。

人生は有限です。
時間の配分には必ずトレードオフがあります。


これから社会に出る理系女子へ

私は理系大学を卒業し、検査業界で働いてきました。

理系職は専門性があり、再就職もしやすい分野です。
それでも、キャリアの連続性は非常に重要だと実感しました。

だからこそ、これから社会に出る人に伝えたいことがあります。

1.働ける時期に、できるだけ実力をつける

専門性と実績は、将来の選択肢を広げます。

2.制度が整った会社を選ぶ

産休育休の取得実績や復帰後の評価制度は、事前に確認しておくべきポイントです。

3.転職できる状態を維持する

「いつでも移動できる力」は最大の安心材料になります。

結婚や出産は自由です。
ただし、女性にとってはライフステージの変化が特にキャリアに影響しやすいのも現実です。

準備している人と、していない人では
選択肢の数が変わります。


最後に

履歴書に書く会社名よりも大切なのは、

「自分には何ができるか」を言語化できること。

会社の環境は変わります。
人の働き方も変わります。

でも、スキルと言語化できる実績は、持ち運びができます。

私自身、まだ模索の途中ですが、
これからも白衣を着て、現場で学び続けたいと思っています。
だからこそ、このブログでは「現場で使える科学」を積み上げていきます。

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